定時株主総会  (毎年6月開催)

第29回定時株主総会

<株主総会>
開催日時   2019年6月21日(金) 10:00~12:10  
開催場所    ホテルメトロポリタン 4階 桜の間
東京都豊島区西池袋1-6-1
 
当日出席株主数    144名  
  第29回定時株主総会招集ご通知
  第29回定時株主総会招集ご通知に際してのインターネット開示事項
 
第29回定時株主総会招集ご通知添付書類のうち、「連結注記表」及び「個別注記表」につきましては、法令及び定款第14条の規定に基づき、当ウェブサイトに掲載することにより「第29回定時株主総会招集ご通知」への記載を省略しております。省略した内容は上記インターネット開示事項からご覧になれます。
 
議案 第1号議案から第4号議案まですべての議案が可決 
【決議通知】
【議決権行使結果】
  写真  株主総会の様子
 
ご質問と回答
(株主の皆様から頂きましたご質問のいくつかをご紹介します)
 
IoTやAIという先端技術の仕事をやっているSRAなのに、招集通知に社員の平均年齢が57.8歳という記載がある。先進技術の仕事は年配者だけで大丈夫なのか? 若い技術者もいるのか?
⇒ 57.8歳というのは管理会社(純粋持株会社)であるSRAホールディングスの平均年齢であり、システム開発等の仕事はオペレーション会社であるSRA、AIT等が担当している。AI、IoTについては、グループ各社がすでに取り組みを始めている。若いエンジニアを中心としたプロジェクトなどAIやIoTを推進できる体制があり、優れたエンジニアも多く在籍している。
 
 
5G導入後のSRAのビジネスをどう考えているのか?
⇒ 5Gは、従来に比べ、より大容量が送れる、通信の遅れが小さくなるという特徴がある。収集したデータをリアルタイムで処理し分析して活用するということが求められるDX/IoTプラットフォームを作ることにおいて5Gは有効であり、5Gを活用してビジネスを拡大できると考えている。
 
 
海外事業展開については、6社(Proxim Wireless、Cavirin Systems、Kingnet、Tagit、Madison、Risecomm)について説明があったが、事業投資の全体額はどの位か?
また、見通しはどうか?
⇒ 事業投資額は、2019年3月末現在で約120億円であり、かなりの規模となっている。海外事業投資は、前 中期経営計画(2015~2018年度)の経営戦略であった「自社IP製品ビジネス×海外ビジネス」の一環として、(1)自社IP製品を手に入れ (2)その自社IP製品により海外ビジネスを展開する のが目的である。
進捗状況はそれぞれ異なるが、Proxim Wirelessは、現時点でほぼブレークイーブンとなり、今後は売上を増やし利益をあげていく事で本業ビジネスの収益に寄与していく計画である。
Cavirin Systemsについては、現時点では赤字の会社である。Cavirinの技術は非常に高いとの評価を得ているので、M&Aをしたいという会社に売却するのが良いのか、それとも黒字化するまで利益向上に努めるのが良いのかを慎重に検討している。
 
 
中期経営計画には、人月モデルから価値の提供への移行とあるが、具体的にはどのように行うのか? 強みとする分野(業界)、今後、注力していく分野(業界)はあるのか?
⇒ 人月モデルからの脱却が難しいことは認識しているが、保守については、すでに海外のリモートサポートの推進により、人月モデルからの脱却を始めている。
システム開発においては、安定した人月モデルのビジネスである受託開発は継続していくが、例えば、モバイルアプリケーション分野では「Tagit」とセルビアにある自社の開発センターを組み合わせるなど新しい取り組みを進めていくことで「価値」の提供へと移行していく。
SRAグループは、とくに製造業/組込みが得意分野である。DX/IoTへの取り組みのなかで、組込みは大きなウエイトを占めることになる。また、金融(銀行、証券、生損保など)についても各種業務知識とその応用力がSRAグループの強みとなっている。
他の業界も含め、DX/IoTにおいても引き続き、その強みを活かしてビジネスを推進していきたい。
 
 
 
<株主懇親会>
開催概要
  株主の皆様には鹿島社長をはじめ、当社取締役および中核事業会社SRAの取締役とお話をしていただき、
和やかな雰囲気のなか、株主懇親会を終えました。
 
懇親会:サンドイッチ、飲み物(ペットボトル)
お土産:京都「うるし紙 扇子」
 
京都「うるし紙 扇子」  ※色柄が異なる場合がございます


皆様にはお忙しいなか、株主総会ならびに株主懇親会にご出席いただき、厚くお礼申しあげます。
SRAグループは、今後も株主の皆様のご期待に添えるよう、企業価値の向上ならびに株主還元の更なる充実を目指してまいります。
皆様には引き続き、ご支援くださいますようお願い申しあげます。